Atsushi2022の日記

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WIN32APIを試したい

WIN32APIってなに?

Windows上で動作するアプリを作るには、.NETフレームワークを利用する方法と、WIN32APIを利用する方法の2通りがあります


Windowsプログラミングを行うためには、Windowsが提供している API を操作します。このAPIのことを、WindowsAPIと呼び、現在、WIN32APIとWIN64APIというものもあります


ウィンドウズ上のネイティブアプリを作成するには、通常C言語C++言語といった言語を使用するケースがほとんどです。しかし、それら言語だけでは、ウィンドウの出力など、WindowsOS固有の処理を行うことができません。そこで必要となるのが、WIN32APIです。


Windowsプログラミングを行う際には、これら言語(注:C言語C++言語)からWIN32APIを呼び出すことが必要になります。

WIN32APIについて、詳しくはこちらを参照のこと。

C++言語を利用するためコンパイラを準備

WIN32APIはC言語C++言語で利用できる。今回はC++を利用する。

そこでC++を実行するため、以下を参考にしてMinGWを利用してgccコンパイラをインストールする。

2021年版 C言語/C++ 入門者のための環境構築 (Windows編) - LYNCSブログ

WIN32APIの実行

以下にあるWinMain.cppを実行したい。

一週間で身につくWIN32プログラミングの基本|第1日目:最も基本的なプログラム

そこでVisual Studio Codeでターミナルを開き、以下のコマンドでコンパイルする。すると、WinMain.exe という実行ファイルが出力される。

g++ -o WinMain .\WinMain.cpp

次に実行ファイルを実行する。

./WinMain.exe

プログラムの通り、OKボタンが配置されたメッセージボックスが表示される。 OKボタンをクリックすると、プログラムは終了する。