管理すべきメタデータ
メタデータはビジネスメタデータ、テクニカルメタデータ、オペレーションメタデータの3種類に分けられる。
具体的には次のようなデータがある。
ビジネスメタデータ
- テーブルのオーナー
- テーブルのパーティションに使用されるカラム
- カラムのデータ型
- カラムのデータに重複を含むか(IDが重複しているか)
テクニカルメタデータ
- データの抽出条件
- 元となったテーブルやファイル
- テーブルのロケーション
- テーブルの更新予定時間
オペレーショナルメタデータ
- テーブルのステータス
- テーブルの生成処理が正常に完了しているか
- テーブルの更新日時
- メタデータの更新日時
- テーブルのステータス
データ品質のテスト
- ゼロコントロール
- 全社の売上合計から各事業部の売上合計を引いたものが0になる
- 割合コントロール
- 各事業部の売上比率が一定の割合以内に収まっているか
- 例:A事業部の月間売上金額は、前年比の95%~105%の範囲に収まっているか
- 各事業部の売上比率が一定の割合以内に収まっているか
- レンジチェック
- 事業部の売上金額が一定の数値範囲内に収まっているか
- 例:A事業部の四半期の売上金額は、15億~17億
- 事業部の売上金額が一定の数値範囲内に収まっているか